コンフィデンスルアー・IK-250&180

DEN

2007年12月18日 06:00

 今回は、最近のエースクランク、イマカツのIK-250とIK-180を紹介します。

 説明不要の日本最強のトッププロ、今江克隆。
 彼の作ったルアーにハズレは…存在する(笑)
 たぶん、自分が使いこなせていないだけなんでしょうが…


 このIKシリーズを使用してみて、まず感じたのが、圧倒的な飛距離!
 固定重心クランクとは思えない飛びで、1投でお気に入りルアーになった(笑)

 ノンラトル・固定重心という、ワイルドハンチと同じコンセプトをもちながら、ワイルドハンチより深く潜るため、自分の中ではワイルドハンチ・ディープランナーとしての位置づけで使用している。

 リップが大きく、ルアーのバランスがよいためか、根がかりも非常に少なく(現在までロストなし)、アクションも安定しているため、非常に使いやすい。

 使いやすいので、キャスト頻度が高くなる。よくキャストするので、よく釣れる。よく釣れるので、またキャストする。よくキャストするので、…というコンフィデンススパイラルに突入しているのが、このIKシリーズである。

 使い方は、ワイルドハンチで紹介したのとほとんど同じ。

 唯一違うのが、何かに当たったとき、リトリーブを留めてクランクを浮かす「ライザーテクニック」を意識して使用していること。
 もちろん、この方法はワイルドハンチでも多用するのだが、潜行深度が浅く、浮力の高いワイルドハンチより、IKの方がよりタフコンディション時のライザーテクニック向けであると言えると思う。
 他のクランクにはない、「浮きながらもアクションする」という特性を生かしたライザーテクニックは、タフになればなるほど効果的なテクニックである。

(ちなみに、他のクランクでも超スローにリトリーブしながら浮かせてくると、「浮きながらアクションする」状態を作り出せますよ!陸っぱりでは比較的やりやすいのですが、ボートではかなり難しいです…IKなら簡単なテクニックなんですけどね…)

 初めての釣り場だったり、久しぶりの釣行でバスの状態が分からないとき、まずキャストするのがIK-250。
 このクランクをキャストしながら様子を見ていくことで、その日の状態を判断することが多い。

 リトリーブし始めてすぐにヒットがあるときは、もっと潜行深度の浅いクランク(ワイルドハンチ・IK-180など)にチェンジするし、半分以上リトリーブしてきた時にヒットしたら、もっと潜行深度の深いクランクにチェンジする。
 もちろん、反応がないときもあるが、最近発売されたラトル入りのIK-250インフラソニックにチェンジしたり、カラーを変えたりするのも効果的。
 こんなふうに、魚探の反応やクランクの反応を見ながら、次の手を考えていくことが最近は多い。

 気をつけておかないといけないのは、10~20分キャストしただけでは、クランクベイトの本当のよさが分からないということ。
 本当にクランクベイトをコンフィデンスルアーにしようと思えば、もっともっとクランクベイトをキャストし続けないといけない。

 1回の釣行時間に限りのある自分の中で、基準となるのは2時間という時間。
 釣行開始から2時間を一つのジャンルのルアーでやりながら、できるだけ広い範囲を見て回ることで、状況の判断材料にしている。
 日の出から正午までの半日釣行がほとんどのため、のんびりしているとあっという間に納竿の時間になってしまう…そんな自分のスタイルの中で、頼りになるのがこのIKシリーズである。


イマカツ(IMAKATSU) イマカツクランク

自分の中では250の使用頻度が高いのですが、180,400R,50といずれもよく飛び、よく釣れるクランクですよ。




イマカツ(IMAKATSU) イマカツクランク インフラソニック

ノンラトルのIKと、ラトル有りのこのインフラソニックをローテーションさせると、バスの反応が違うことが多いようです。 


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