今回は、最近のエースクランク、イマカツのIK-250とIK-180を紹介します。
説明不要の日本最強のトッププロ、今江克隆。
彼の作ったルアーにハズレは…存在する(笑)
たぶん、自分が使いこなせていないだけなんでしょうが…
このIKシリーズを使用してみて、まず感じたのが、
圧倒的な飛距離!
固定重心クランクとは思えない飛びで、1投でお気に入りルアーになった(笑)
ノンラトル・固定重心という、ワイルドハンチと同じコンセプトをもちながら、ワイルドハンチより深く潜るため、自分の中ではワイルドハンチ・ディープランナーとしての位置づけで使用している。
リップが大きく、ルアーのバランスがよいためか、根がかりも非常に少なく(現在までロストなし)、アクションも安定しているため、非常に使いやすい。
使いやすいので、キャスト頻度が高くなる。よくキャストするので、よく釣れる。よく釣れるので、またキャストする。よくキャストするので、…というコンフィデンススパイラルに突入しているのが、このIKシリーズである。
使い方は、ワイルドハンチで紹介したのとほとんど同じ。
唯一違うのが、何かに当たったとき、リトリーブを留めてクランクを浮かす「
ライザーテクニック」を意識して使用していること。
もちろん、この方法はワイルドハンチでも多用するのだが、潜行深度が浅く、浮力の高いワイルドハンチより、IKの方がよりタフコンディション時のライザーテクニック向けであると言えると思う。
他のクランクにはない、「
浮きながらもアクションする」という特性を生かしたライザーテクニックは、タフになればなるほど効果的なテクニックである。
(ちなみに、他のクランクでも超スローにリトリーブしながら浮かせてくると、「浮きながらアクションする」状態を作り出せますよ!陸っぱりでは比較的やりやすいのですが、ボートではかなり難しいです…IKなら簡単なテクニックなんですけどね…)
初めての釣り場だったり、久しぶりの釣行でバスの状態が分からないとき、まずキャストするのがIK-250。
このクランクをキャストしながら様子を見ていくことで、その日の状態を判断することが多い。
リトリーブし始めてすぐにヒットがあるときは、もっと潜行深度の浅いクランク(ワイルドハンチ・IK-180など)にチェンジするし、半分以上リトリーブしてきた時にヒットしたら、もっと潜行深度の深いクランクにチェンジする。
もちろん、反応がないときもあるが、最近発売されたラトル入りのIK-250インフラソニックにチェンジしたり、カラーを変えたりするのも効果的。
こんなふうに、魚探の反応やクランクの反応を見ながら、次の手を考えていくことが最近は多い。
気をつけておかないといけないのは、10~20分キャストしただけでは、クランクベイトの本当のよさが分からないということ。
本当にクランクベイトをコンフィデンスルアーにしようと思えば、もっともっとクランクベイトをキャストし続けないといけない。
1回の釣行時間に限りのある自分の中で、基準となるのは2時間という時間。
釣行開始から2時間を一つのジャンルのルアーでやりながら、できるだけ広い範囲を見て回ることで、状況の判断材料にしている。
日の出から正午までの半日釣行がほとんどのため、のんびりしているとあっという間に納竿の時間になってしまう…そんな自分のスタイルの中で、頼りになるのがこのIKシリーズである。
イマカツ(IMAKATSU) イマカツクランク自分の中では250の使用頻度が高いのですが、180,400R,50といずれもよく飛び、よく釣れるクランクですよ。
イマカツ(IMAKATSU) イマカツクランク インフラソニックノンラトルのIKと、ラトル有りのこのインフラソニックをローテーションさせると、バスの反応が違うことが多いようです。