釣った魚を検量まで生かしておくために その2 水温管理
「釣った魚を検量までいかしておくために」の第2回は、ライブウェル内の水温管理について。
前回のライブウェルが、完成形からシンプルスタイルになった理由の一つが、水温管理ができるようになったから。
理科の時間に勉強したと思うが、水中の酸素量は、水温が高くなると減少していく。
そのため、夏の高水温時は酸素不足になりやすく、特に死魚が出やすい。
そのことは知っていても、水温管理をするという発想になかなかたどり着かず、外循環式にして、常に新鮮な水を送り込む方法をとるしかなかった。
外循環式にすれば万全というわけでもなく、水温が30度を超えると、新鮮な水であっても酸素量を増やすことができず、魚がかなり弱ってしまっていた。
でも、簡単に水温管理をする方法を思いついた!
水を入れて凍らせたペットボトルをクーラーボックスに入れておき、ライブウェルにそのまま入れるだけ。
これで簡単に水温上昇を防ぐことができる。
水温が25度を超える状況では、500mLの炭酸水が入っていたペットボトルに水を入れ、5~6本凍らせたものを準備。
1時間に1本の割合でライブウェルに入れ、水温上昇を防いでいる。
以前は、水槽用の温度計を使って、水温を細かく測りながら管理していたが、現在は手を入れて、釣り場の水温よりやや低ければOKという程度の管理に落ち着いた。
冷やしすぎると、バスがショック状態にならないかと心配で、いろいろ調べてみたのだが、そこまで心配しなくてもいいようだ。
ライブウェルに使用しているクーラーボックスを白く塗ったものも、日光による温度の上昇を防ぐため。
最初から白っぽい色のクーラーボックスをライブウェルにすればよかったですw
ちなみに、ライブウェルの中の色については、黒っぽい色の方が魚が落ち着いて暴れにくいと言われている。
でも、白の方が魚の様子を確認しやすい。
壁だけ黒に塗って、底は白いままだと、どちらの要素も満たせるみたいですが、面倒なのでやってませんw
次回は、フック外しについてまとめてみたいと思います。
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