釣りをしている中で、発生する悲劇の一つが、せっかく釣れた魚をバラシてしまうこと。
特に大会中にバラシが発生すると、メンタルが著しく悪化するw
バラシには、ラインブレイク(糸切れ)によるバラシと、フックオフ(針が外れる)バラシがある。
ラインブレイクについては、
1 必要な強度のラインを選ぶ。必要以上に細いラインを使わない。
2 釣行中のラインチェックをマメに行う。
3 魚が釣れた時、根がかりを外した時、30分以上キャストしている時など、定期的に結び変えを行う。
4 糸の巻き替えをの頻度を上げる。(300m巻きのボビン巻きラインを使用して、毎回巻き替えしてます。)
といった対策を行っており、ラインブレイクによるバラシは、現在のところ、ほとんど発生していない。
一方、フックオフによるバラシについては、いろんな対策をしているものの、一定割合発生してしまっている。
その中でも一番多いのが、遠距離で魚をかけた時に、ジャンプされてフックオフしてしまうパターン。
特に、ライトラインを使ったスピニングタックルや、グラスロッドなど柔らかいロッドを使ったトリプルフックのついたルアーを使ったときに発生することが多い。
昨年の終わりの釣行では、立て続けにミノーでのバラシも発生してしまった・・・
昨年の終わりから、このフックオフによるバラシを減らすため、いくつかの試みを行っている。
主に試しているのが、フックを交換したり、フックを改造すること。
具体的には、ライトリグで使用するオフセットフックとプラグのトリプルフックは、すべてバーブレスにしている。
遠距離でのフッキングは、パワーが十分に伝わっていないために、フックが刺さりきっていないのでは?と考え、刺さる際に抵抗となるバーブをペンチでつぶして、バーブレスにしている。
またトリプルフックについては、バーブレスにすることと並行して、形状を少しいじっている。
具体的には、フックを少しだけ内側に曲げ、フッキングパワーがより伝わりやすくしている。
最近は、最初からフックが少し内側を向いているトリプルフック(ピアストレブルなど)に交換して対応している。
バーブレスにすることで、バラシが増えるのではないか?という懸念もあったが、今のところバラシは増えておらず、むしろ減少している。
また、トリプルフックは少しだけ内側に向いているものを使った場合、2本刺さるのに余計に力がかかるのだが、バーブレスの効果も相まって、2本かかっていることも多く、こちらもバラシ減少に役立っているようだ。
バーブレスについては、現在、バズベイトやスピナーベイトなどのワイヤーベイトとトレーラーフックにも採用しており、こちらもバラシが増えた印象はない。
さらに、フックサイズを上げるという対策についても効果がありそうなので試しているところだが、こちらはバラシ減少に効果はあるが、根がかりが増えるといった新たな問題が発生したため、現在はそのバランスを見直しながらベストなサイズを探っているところである。
まだまだサンプル数が不足していて、それぞれの効果について確実に成果があったか立証できていないが、体感的にはバラシの減少に役立っていると感じている。
引き続き、バラシ減少に向けて検証作業を行ってみます!