ロッドインプレ アライバル・ベイト編

DEN

2009年05月23日 19:41

 慣れ親しんだロードランナーから、今シーズンはアライバルへとロッドコンバート中。

 最終的には、またロードランナーに戻ってくる予定なのだが、その前にいろいろと試してみたいこともあり、ちょうどいい機会なので、いろいろなロッドをまた使ってみる試行錯誤を行ってみたい。




 まず、使ってみているのが、メジャークラフトのアライバルシリーズ。

 同社のデイズをメインに使っていたし(現在も陸っぱりでは使用中)、shiikazu君が使用していたのを触らせてもらったこともあったので、ある程度の使用感の予想は付いていたが、使ってみるといろんなことが分かってきた。




 使用しているロッド全体的に言えることだが、魚を釣るのに必要十分な性能を持ち合わせており、チタンsicガイドを使用しているにもかかわらず、新品で実売価格2万円前後というのは、かなりコストパフォーマンスが高い。

 グリップなども使っていて問題はなく、自分には十分な性能を持っていると思う。

 高いロッドにはそれ相応の性能があるのだが、自分の腕だとこのクラスのロッドで十分だと再認識している。

 メジャークラフトのロッドをネットで調べてみると、初期不良が多い(使用してすぐに折れたというクレームが多い)のだが、自分の場合、中古で購入していることもあって、特に問題はない。

 前オーナーがフィールドで実際に使用して問題なかったものが中古として売られているので、見方を変えると、フィールドテスト後に自分が購入したと言えなくもない(笑)




 さて、現在所有しているアライバルのベイトは、63ML、63M、69MH、70H、66MG(グラス)の5本。

 それぞれを使った感じを紹介してみたい。




 まずは、63MLと63Mの2本。

 MLとMという設定になっているが、使用してみた感じはほとんど相違ない気がする。

 Mにしては、バットパワーが不足している感じがするので、ソフトベイトの釣りよりもハードベイトの釣りに向いていると感じている。

 自分としては、MLをクランクベイトに、Mをスピナーベイトに使用するつもりだったのだが、スピナーベイトにはMHの方が良さそうだ。

 どちらもキャストしやすく、感度も必要十分なので、陸っぱりでも使いやすい。

 どっちも購入する必要性は特に感じないので、よりつぶしのきく63Mが1本あれば、十分な気がする…

 そうなると、66Mあたりが1本あれば、63MLと63Mの2本は必要ないのかも(汗)




 69MHについては、テキサス&ラバージグで使用中。

 MHというにはややソフトな感じで、MとMHの中間ぐらいの使用感。

 5~7gのシンカーを使ったテキサスリグの使用感はかなり高く、セパレートハンドルなので、ピッチングもしやすい。

 逆に、ラバージグには少し非力な感じがする。

 自分の使用頻度の高い10gのラバージグ+ホッグ系のワームというセットだと、ちょっとロッドがもたれる。(この場合、70Hを使用するのが正解と思われる。)

 スピナーベイトにも使用してみたが、1/2オンスのスピナベにピッタリ!

 ロッドの使用本数の限定される陸っぱりでは、このロッドがかなり活躍しそうだ。




 70Hは、ヘビーカバー用として購入したが、今のところ、出番無し(笑)

 ボートでの使用を前提に購入したので、次回ボートでの釣行時に使用してみます。




 最後は、グラスロッドの66MG。

 これは、今まで使ってきたグラスロッドを基準にすると、ダメダメロッドの代表といえる。

 某インプレサイトでも、「魚をはじく最低のグラスロッド」と酷評されていた。

 通常、トリプルフックを使用するグラスロッドは、かなり柔らかいものが多いのだが、このグラスロッドはかなりハードロッドで、他社のMHGというミディアムヘビークラスのグラスと同等かそれ以上の針の強さがある。

 そのため、シャロークランクの釣りでは、使いにくさが目立つ…

 購入した当初は、「失敗した…」と後悔したロッド。




 しかし、いろいろ使っていく中で、ダメダメロッドが1軍ロッドになる使い方を発見した。

 それは、スピナーベイトロッドとしての使用。

 キャストフィーリングといい、フッキングパワーといい、かけた後の追従性といい、スピナーベイトロッドとしての性能はピカイチである。

 通常のグラスロッドだと、柔軟性が高すぎて意外とスピナベを使いにくいのだが、このロッドはクランクベイトが使用しにくい反面、スピナーベイトに特化した性能を持ち合わせている。

 でも、スピナベは63Mでやってしまうので、66MGは手放すことになりそうだ(笑)




 今後、66Mと66MHの2本を追加購入して、ベイトロッドは必要十分なラインナップがそろう予定。

 ただし、グラスロッドを含めて、アライバルでは補いきれない部分があるため、同じぐらいの値段帯のオリムピックのヴィゴーレシリーズも併用予定。

 現在、ヴィゴーレの610MGというグラスを購入して、釣行待ちの状態である。

 どんだけロッドが増えるのか、恐ろしくなってきた…


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