プラクティスの考え方

DEN

2020年11月05日 18:00

 「NBCチャプター戦への3年間のチャレンジを振り返って」の第4弾は、プラクティスの考え方について。



 大会に参加するようにやって、プラクティス(以下プラと省略)を行うようになった。

 プラというのは、その名の通り練習すること。

 問題は、何を練習するのか、ということ。



 どこで、どんなルアーで釣れたかを探すプラをずっとやってきたのだが、事前のプラでいい魚を釣ったときほど、肝心の大会での成績が今ひとつのことが多かった。

 理由は簡単で、プラで釣れたように本番で釣れないから。

 前日プラですら再現できないのだから、1週間以上前のプラなんて本当にあてにならないw

 なぜ本番でプラのように釣れないのか理由はいろいろあるのだろうが、一番の理由は、相手は生き物なので、こちらが思ったようにいかないことだと思う。



 どこで、どんなルアーで釣れたかを探すプラが役に立たないとしたら、プラで何をやるのか。

 いろいろと試行錯誤した結果、プラを大きく2つに分けて考えるようにした。



 まずは大会1週間前までのプラでは、いろんな場所を見て回り、いろんな釣り方を試してみる。

 大場所と呼ばれる人気のあるエリアの何がいいのか、魚探がけしたり釣りをしたりして調べていく。

 逆に、普段あまりやらないところで魚が釣れないのか、魚探がけして釣りこんでみる。

 新発売のルアーを試したり、新しい釣り方を試したりする。

 1週間前までのプラでは、自分のスキルアップのための練習に時間を使うようにした。 

 例えば、こんなもの作って試したりしてますw






 そして前日プラでは、魚を釣ることをやめて、全域の水と生命反応を見て回り、当日に釣りをする場所や釣り方を決定する材料を探すことに集中するようにしている。

 水を見る、というのは、水位、水温、透明度、流れなどを見て回ることで、前日までのデータと大会当日のデータを比較しながら、場所や釣り方をチョイスするようにしている。

 生命反応を見る、というのは、目視や魚探がけで何らかの生命反応の強いエリアを探しておくことで、これも前日までのデータと当日のデータを比較しながら、場所や釣り方をチョイスするようにしている。

 前日プラは、魚を釣ることを重視しないとはいえ、ただ見て回るのは辛いので、お試し中のハードベイトをキャストしながら見て回るようにしている。

 プラの様子は、こちらの動画で! こんな感じで前日プラをやってます。





 特に、プラに大きな影響を与えたのが、ガーミンの魚探を導入したこと。

 湖底図を作成できるクイックドロー、自分が今から釣りをするところを事前にチェックできるライブスコープ。

 この2つは、ガーミンの魚探を導入した最大のメリットだと思う。

 ただし、ガーミンの魚探を使っていない人と話をしていると、クイックドローやライブスコープの性能を過大評価されている気がする・・・



 次回は、ゲームチェンジャーとなったガーミンの魚探のこの2つの機能についてまとめてみる予定。
 


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