「NBCチャプター戦への3年間のチャレンジを振り返って」の第5弾は、ガーミンの魚探について。
7年ほど前、ローランスのHDS-5を導入。
導入した理由は、湖底図が作れるから。
ドクターデプス(今のリーフマスターみたいなソフト)を購入して、釣り場で魚探をかけては帰ってきてからパソコンで情報処理。
いちいちパソコンで処理するという手間はかかったものの、湖底図を作成して、その有効利用について少しずつ学んできた。
3年前、それまで使用してきたローランスのHDS-5の買い替えを検討。
各社の魚探を見比べていたた結果、当時出始めのガーミンの魚探が気になった。
気になったのは、リアルタイムで湖底図が作れるクイックドローという機能。
そこで、一番安価なモデル(ストライカープラス)を購入して使ってみた結果、予想以上に使えることが分かった。
その後、ヘディングセンサーが取り付けできるモデル(エコマッププラス)に買い替えて、現在に至っている。
メインフィールドである野尻湖で、クイックドローを使って湖底図を作成しているが、使用したことのない人が思うほどは精度は高くない。
この湖底図は、細かい地形の変化を探すために使用するのではなく、もっと大まかな地形の変化を把握するのに使用している。
良さそうな地形を見つけたら、通常の魚探をかけてベイトの有無を確認し、クリアビューを使って沈み物の正体を確認する作業が必要になる。
地形が分かって、沈み物を見つけることができれば、魚が釣れるわけではない。
情報量が多くなっても、その情報を処理しきれず、生かせなければ武器にはならない。
クイックドローで作成した湖底図を有効活用できるようになった、と言えるようになるまで3年もかかってしまった・・・
さらに、今シーズンからライブスコープも導入。
ライブスコープ導入については、当初予定していなかったのだが、パースペクティブモードという追加機能が非常に気になり、家庭内ローンを組んで購入w
ライブスコープも期待していたほど鮮明な見え方ではなく、設定等をいろいろと試して、やっと武器にできるようになってきた。
ライブスコープに期待していたのは、地形の変化を確認するという部分。
通常の魚探は、通り過ぎた過去の状況(ボートが通り過ぎた後)が画面に表示されるが、ライブスコープではボートの前方がリアルタイムで画面に表示される。
そのため、湖底図と併用することで、地形の変化をとらえるのが非常にやりやすくなった。
ソフトベイトで地形の変化を狙うだけでなく、ハードベイトで流していく釣りであっても、前方の地形や沈み物を確認しながら釣りができるので、精度高く釣りをすることができるようになった。
ライブスコープで魚を映して狙う、という使い方については、正直非常に難易度が高く、なかなか使いこなせていない。
魚らしき反応はとらえることができても、その反応をダイレクトに狙うためには、方向と距離を合わせた正確なキャストが必要になる。
このキャストが上手くいくと、魚探の画面にルアーを映しながら釣りをすることが可能。
真正面の反応にキャストするのは最近できるようになってきたが、斜めや横といった反応にキャストするのは難易度が高く、まだまだ練習が必要です・・・
クイックドローにしても、ライブスコープにしても、使いこなせば武器になるのは間違いない。
決して安い買い物ではないが、値段以上の価値があることは保証します!