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2021年01月17日

冬の防寒対策の落とし穴

 1月に入り、暖かいイメージのある宮崎県でも、朝は氷点下になる日も出てきた。

 寒いから釣りに行かない、という選択肢は自分にはない。

 そのため、防寒着を着こんでの釣行を行っている。



 どんな防寒対策をすればいいのか、どこのウエアがいいとか、このアイテムが役に立つとか、そういう情報は他で探してくださいw

 今回紹介するのは、寒くないように防寒対策をしていたが故の落とし穴について紹介します。



 1日の中で一番寒いのは、朝。

 寒くないように防寒対策をして、釣り場に到着し、釣りの準備。

 カートッパーの自分は、ボートを車から降ろし、エンジン・エレキを取り付け、釣り具を乗せ・・・と車とボートを何往復もする。

 水位によっては、長い坂道を何往復もすることになり、ちょっとした体力トレーニング。

 寒い朝ではあるが、防寒対策をした状態で動き回ると、暑くなってくるw

 暑くなってきて、出船するときには汗が出ることも。



 落とし穴というのが、この汗。

 釣りをしているうちに、汗が冷えて、急激に寒くなってくる。

 どんなに防寒をしても、逆に防寒をすればするほど、この落とし穴にはまってしまっていた・・・



 そこで、釣り場での準備の時は、アウターの防寒着を脱ぎ、ちょっと寒いぐらいの服装で釣りの準備をするように気を付けている。

 大事なのは、汗をかかないこと。

 動き回って体が温まってしまったら、アウターの防寒着を着るのは、出船して体温が平熱に下がってからにしている。

 たったこれだけのことで、汗による冷えをずいぶん軽減することができる。



 陸っぱりの人やトレーラーでボートを運んでいる人には必要ない情報でしたw  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月16日

釣った魚を検量まで生かしておくために その7 ロケット防止

 「釣った魚を検量まで生かしておくために」の最終回は、ライブウェルからバスが飛び出す恐怖のロケット防止について。



 第1回目のライブウェルの工夫の中で少し触れたのだが、バスが弱る原因の一つが、ライブウェル内で暴れてしまうこと。

 暴れることにより、酸素を消費して、酸欠で弱っていくパターンが多いらしい。

 とはいえ、暴れるバスを落ち着ける方法なんてあるのか?

 そう思っていたら、いいアイテムがありました。



 その名も、フィッシュプロテクトバッグ。





 同じような商品が他にもあるようだが、ライブウェルに魚を入れる際、魚を入れておく網でできたバッグ。

 これに入れることで、バスが暴れるのを防ぐことができる。

 これを導入してから、ライブウェル内でバスが暴れることをかなり防ぐことができている。



 また、バッグのふちに色がついているので、マーカー代わりになって入れ替えがスムーズに行える。

 そして、検量時に発生しやすい、ライブウェルの中からバスが飛び出す、恐怖のロケットを防ぐこともできる。



 いいこと尽くしのアイテムなのだが、欠点も。

 1つは、人気商品のためか、なかなか入手できないこと。

 自分は運よくヤフオクで見つけたのだが、知り合いの中でも欲しいけど見つからない人が多い。

 もう一つは、網でできたバッグの中にバスを入れておくため、バスが中で暴れると、目と網が擦れて目を傷めることがあるらしい。

 H-1トーナメントでは、この手のバッグの使用が禁止されたらしいので、自分も気を付けてバスの様子を見てみます・・・



 これにて、 「釣った魚を検量まで生かしておくために」については終了。

 また何か新しい気づきや情報があったときに、紹介します!  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月15日

釣った魚を検量まで生かしておくために その6 状態維持

 「釣った魚を検量まで生かしておくために」の6回目は、ライブウェル内のバスの状態維持について。

 状態維持というと分かりにくいが、簡単に言うと姿勢を安定させてあげること。



 前回のエア抜きも、浮き気味のバスの浮袋からエアを抜いて、姿勢がひっくり返らないようにするための方法の一つ。

 でも、エア抜きはバスに針を刺す行為なので、失敗したらバスを殺してしまうかも・・・と、最初のうちは抵抗があるかもしれない。



 そこで、フリップクリップという道具を使うやり方を紹介。

 これは、洗濯バサミのようなクリップに、おもりが付いただけのアイテム。



 釣れたバスの腹びれに、この重りのついたクリップを着けるだけ。



 ひっくり返らないように、おもりを付けることで、強制的に姿勢を整えるという仕組み。

 これならエア抜きやらなくても、バスの姿勢を保持できる。



 ホームセンターなどで売っているクリップに、おもりを付けて自作することも可能。

 DeeepStreamというブログで、紹介されているので、写真だけ載せておきます。





 次回は最終回、恐怖のロケットを防ぐやり方について、まとめてみます。  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月11日

釣った魚を検量まで生かしておくために その5 エア抜き

 「釣った魚を検量まで生かしておくために」の第5回は、エア抜きについて。



 ディープで釣ったバスをライブウェルに入れておくと、体内の浮袋が膨らんで、ひっくり返ってしまうことがある。

 そんなときは、浮袋の中のエアを抜く必要がある。

 魚に針を刺すエア抜きは、普段の釣りでは必要のないトーナメントテクニックの一つ。



 体の横から注射針を刺す昔ながらのやり方は、魚のサイズによって指す場所が微妙にちがうため、エア抜きできる人にちゃんと教えてもらった方がいい。

 自分がお勧めするのは、口の中に針を刺してエアを抜く方法。

 使用するのは、ベンズメンダーという名前の道具。





 ベンズメンダーがあれば、比較的簡単にエア抜きできる。

 やり方については、動画で確認を。

 動画内では、エアリリーサーという道具を詳細されてますが、同じような商品です!






 エア抜きについては、ディープで釣ったときだけでなく、実はシャローで釣ったバスであっても必要になる場合がある。

 ライブウェルの中でバスが浮き気味の時や、お腹を上にしてひっくり返ってしまうときは、すぐにエア抜きを行うようにしている。

 エア抜きはバスに針を刺す行為なので、やらなくていいならそれに越したことはない。

 でも、エアを抜いておかないと、お腹を上にした状態で浮いてしまい、そのまま衰弱してしまうことにつながる。



 ディープでバスをかけた際には、ゆっくりとバスを上げてくることで、急激な水圧の変化で浮袋が膨らむことを防ぐことができる。

 また、キープしない普段の釣りなら、すぐにリリースすることで、バスは元々いた水深に戻ることができる。

 最近の大会では、参加者が検量に持ち込んだバスのエア抜きをしてあげることがあったが、大会に参加するならエア抜きのやり方は是非知っておいてほしい。



 次回は、ライブウェル内で姿勢を安定させるためのやり方についてまとめてみます。




アクティブ エア抜き針

体の側面から抜くときに使用します。これに折れたロッドを15cmほど切ったものを取り付けて、自作ベンズメンダーを作って予備にもってます。

   


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月10日

釣った魚を検量まで生かしておくために その4 止血方法

 「釣った魚を検量までいかしておくために」の第4回は、止血方法について。



 釣り上げたバスが出血している場合、止血しなければ出血によるショック死してしまうこともある。

 特に、エラの部分からの出血は、かなりやばい・・・

 仮にショック死につながらないとしても、可能な限りできるだけ早く止血を施しておきたい。



 止血方法として一番簡単なのが、バスを水につけること。

 水につけることで、血液が凝固して、止血することができる。

 キープする必要のない普段の釣りでは、できるだけ早くリリースしてあげることが、最速での止血につながる。



 大会などでキープする場合は、ライブウェルに入れて様子を見ておくと、大抵はすぐに止血される。

 ただし、ライブウェル内で出血したことで、他の魚に影響が及び可能性もあるので、自分は別な方法をとっている。



 大会などで自分がやっているのは、出血しているところに炭酸飲料をかけるやり方。

 赤いキャップのコカ・コーラを使っているが、出血しているところにかけると、確かに止血効果がある。

 エラからの出血という最悪の状況でも、コカ・コーラによる止血で事なきを得たことがある。

 原理はよくわからないのだが、炭酸ガスと糖分が止血を促すらしい・・・



 幸運にも大会中にコカ・コーラを使用しなかったときは、帰りの車の中で美味しくいただいてますw



 出血させないための工夫をしていくと同時に、出血時に止血するやり方についても知っておくべき。

 ただし、キープしない普段の釣りだと、できるだけ早くリリースしてあげることが大切!



 時々あることなのだが、フックはすぐ外せるぐらい口のふちにかかっているのに、ノドのあたりから出血しているという不思議な現象が起こることがある。

 おそらくノドのあたりにあったルアーが、フッキングで口内を移動して、ノドのあたりを傷つけながら口のふちまで動き、そこでフッキングしているのでは?と考えている。

 ということはフッキングした時、その場で刺さっておらず、ズルズルと口内を移動しているということになる。

 こういう状況の時は、フックの形状やサイズを見直す必要があるというサインだと最近は考えている。



 次回は、キープするときに必要なエア抜きのやり方についてまとめてみます。  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月09日

釣った魚を検量まで生かしておくために その3 フック外し

 「釣った魚を検量までいかしておくために」の第3回は、フック外しについて。



 バスが釣れた時、必ずフックが口や口の周りにかかっている。

 すぐに外せる場所なら問題ない。

 問題なのは、フックを飲んでいる時。



 フックが見える状態なら、エラからペンチを入れて、フックを回して外すことになる。

 詳しいやり方をアップした動画を発見したので、やり方はそちらで確認を。

 フォーセップと呼ばれる鉗子タイプの針外しや、ロングノーズプライヤーがあるとやりやすい!






 運悪くフックが見えないぐらい飲み込まれているとき、便利なのがオエオエ棒(フックディスゴージャー)と呼ばれる針外しの道具。

 オフセットフックでもマス針でも使えるし、値段もワーム一袋分ぐらいで購入できるので、1つもっておいた方がいい。

 こちらも、詳しいやり方は動画で確認を。





 フックを飲み込んでいるとき、無理に外すとショックでバスが死んでしまうこともある。

 大会中は時間との戦いなので、焦ってしまってバスを弱らせてしまうことも・・・

 そこで大会では、ラインを30cmぐらい残してカットし、そのままライブウェルに入れておき、検量直前に落ち着いてフックを外す方がいい場合もある。

 大会のルールでフック飲みのペナルティがある場合は、無理に外して弱らせてしまうより、フックのみのペナルティを申告した方がいい場合もある。



 今シーズン、自分はハードベイト・ソフトベイトを問わず、フックは基本的にバーブレスにしている。

 やり方は簡単で、カエシの部分をペンチではさんで潰すだけ。

 一番の目的は、バラシ減少のためなのだが、フックを飲まれてもカエシがなければ簡単に外せることも多く、フックが人に刺さる事故が発生してもすぐに処置でき、魚にも人にも優しいフックになっている。

 特にライトリグは、フックを飲まれていることが多いので、早めのフッキングを心がけることも有効。



 次回は、バスの出血を止める方法についてまとめてみたいと思います!




プロマリン(PRO MARINE) ゲームプライヤー

自分が使っているのと同じ型のもの。スプリットリングプライヤーの機能がないタイプを愛用してます。






カハラジャパン(KAHARA JAPAN) おえおえ棒

これ1本持っておくと、かなり使えます!

  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月08日

釣った魚を検量まで生かしておくために その2 水温管理

 「釣った魚を検量までいかしておくために」の第2回は、ライブウェル内の水温管理について。



 前回のライブウェルが、完成形からシンプルスタイルになった理由の一つが、水温管理ができるようになったから。

 理科の時間に勉強したと思うが、水中の酸素量は、水温が高くなると減少していく。

 そのため、夏の高水温時は酸素不足になりやすく、特に死魚が出やすい。

 そのことは知っていても、水温管理をするという発想になかなかたどり着かず、外循環式にして、常に新鮮な水を送り込む方法をとるしかなかった。

 外循環式にすれば万全というわけでもなく、水温が30度を超えると、新鮮な水であっても酸素量を増やすことができず、魚がかなり弱ってしまっていた。



 でも、簡単に水温管理をする方法を思いついた!

 水を入れて凍らせたペットボトルをクーラーボックスに入れておき、ライブウェルにそのまま入れるだけ。

 これで簡単に水温上昇を防ぐことができる。






 水温が25度を超える状況では、500mLの炭酸水が入っていたペットボトルに水を入れ、5~6本凍らせたものを準備。

 1時間に1本の割合でライブウェルに入れ、水温上昇を防いでいる。

 以前は、水槽用の温度計を使って、水温を細かく測りながら管理していたが、現在は手を入れて、釣り場の水温よりやや低ければOKという程度の管理に落ち着いた。

 冷やしすぎると、バスがショック状態にならないかと心配で、いろいろ調べてみたのだが、そこまで心配しなくてもいいようだ。



 ライブウェルに使用しているクーラーボックスを白く塗ったものも、日光による温度の上昇を防ぐため。

 最初から白っぽい色のクーラーボックスをライブウェルにすればよかったですw





 ちなみに、ライブウェルの中の色については、黒っぽい色の方が魚が落ち着いて暴れにくいと言われている。

 でも、白の方が魚の様子を確認しやすい。

 壁だけ黒に塗って、底は白いままだと、どちらの要素も満たせるみたいですが、面倒なのでやってませんw



 次回は、フック外しについてまとめてみたいと思います。




ダイワ(Daiwa) ミニクール S850

安いクーラーボックスでもいいのですが、これぐらいの値段のものだと、保冷力が段違いにいいですよ。

  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年09月07日

釣った魚を検量まで生かしておくために その1 ライブウェルの工夫

 ずいぶん前にスタートした「釣った魚を検量まで生かしておくために」シリーズ。

 そんなシリーズがあったのもすっかり忘れてましたw

 今後、第7回までのシリーズとしてアップしていきますので、気長にお待ちください。

 今回は、第1回の内容を加筆修正してお届けします。



 「釣った魚を検量までいかしておくために」の第1回は、ライブウェルの工夫から。



 もう10年以上前に、大会に参加する予定もなく、ただ好奇心で作ったのが、最初のモデル。

 RVボックスを改造したモデルで、現在でも時々使用している。

 上に座ることができるので、2人乗り釣行でのライブウェルとして、バックシートの人の椅子になってますw





 さらに、以前使用していたジョンボートには、デッキ下に埋め込み式のライブウェル作成にもチャレンジ。

 ただし、ここまでやったのに、このジョンボートで大会に参加したことはないw

 完成度はまずまずだったが、ボートが重くなるので、カートップのボートでは埋め込みはちょっと・・・






 大会に参加するようになってから、長い間RVボックスを改造したライブウェルを使用してきた。

 しかし、大会で死魚を出したことにより、クーラーボックスを改造したモデルを作成。

 外循環式でタイマーも備え、しかもエアーポンプも併用した、ライブウェル完成形。






 と、こんな感じでライブウェルを作成してきた。



 そして、NBCのチャプター宮崎に参加するようになり、さらに進化したライブウェルを作成。

 それが、こちら。





 狭いボートの上でも、移動がしやすいように、元のふたを外し、新たにコンパネと蝶番でふたを作成。

 これにより、上に乗っても大丈夫な強度を確保。

 また、日光で水温が高くならないように、色も白に塗りなおした。



 でも、中はもっとすごい!





 なんと、エアーポンプだけw

 全部乗せの完成形ライブウェルから、まさかのシンプルスタイルに!



 ライブウェルにバスを入れた際、バスが弱らないように、常にフレッシュな水を供給し、さらに酸素を供給するという完成形ライブウェル。

 でも、実際はバスが弱る原因は、ライブウェルの中でバスが暴れることらしい・・・

 つまり、ライブウェルの中でバスが暴れなければ、ここまで過剰な装備は必要ないのでは?と考え、シンプルスタイルに変更。

 実際、このライブウェルを約2年にわたって使用してみたが、現在のところ死魚は出していない。



 全部乗せの外循環式ライブウェルが理想なのだろうが、大事なのはそこだけではないということ。

 大会に参加するうえで、ライブウェルが懸念材料になっているとしたら、こんなシンプルスタイルでもやり方次第で問題なくやれるってことを紹介しておきます!

 シンプルスタイルですが、水の入れ替えができるように、念のため布バケツも積んでます。

 長時間ライブウェルに魚をキープしておく場合、水のいい場所で入れ替え作業をすることもありますが、水の入れ替えをする回数はリミットメイクした時やキッカーサイズで入れ替えできたときなどに1回だけすることがほとんどです。
 


 次回は、シンプルスタイルのライブウェルで死魚を出さないための、水温管理についてまとめてみたいと思います。




ロゴス(LOGOS) アクションクーラー35

3本リミットの大会なら、35Lあればとりあえず大丈夫です。






ロゴス(LOGOS) アクションクーラー50

50Lあれば、間違って50アップ3本釣ってしまっても、問題なしw

  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年08月22日

パワーフィネス現在形 その4

 タックルも定まってきて、強力な武器になってきたパワーフィネス。

 ホームレイクに合わせたセッティングを試行錯誤して、かなりいい感じに仕上がってきている。



 ネコリグをメインにやってきたが、最近はスモラバも練習中。

 手に入るスモラバをカバーに打ち込んで、ウエイトやトレーラーのワームをいろいろとテスト。



 現在、使用しているのがレイドジャパンのエグダマタイプレベルと、OSPの05タッガー。

 基本的にエグダマの方を使用して、カバーがきつくてエグダマだと回収しづらいときにタッガーを投入している。

 どちらを使っても釣果に差は感じないので、タッガーだけでもいいかもw



 スモラバとネコリグの使い分けについては、気分でやってますw

 普段の状況より透明度が高い時はスモラバを、濁りが入っている時にはネコリグという感じで使ってます。

 それから、ブルーギルの活性が高い時は、ネコリグだとフックがずれるぐらいやられるので、ワームのきれっぱしをトレーラーにしたスモラバを使ってます。



 とりあえず、この夏のパワーフィネスへの試行錯誤はこれにて終了。

 また何か気づきがあったら、紹介したいと思います!  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年08月13日

パワーフィネス現在形 その3

 前回からの続きで、パワーフィネスについて。



 前回はタックルについてまとめてみた。

 要約すると、MLクラスのスピニングロッド、PEラインにリーダーを組んだセッティングということ。

 でも、これですべてのカバーを攻略できるわけではなく、場合によってはMH~Hクラスのスピニングロッドに、もっと太いPEラインを巻いたタックルが必要になってくる。

 ただし小さな自分のボートでは、ベイト4本、スピニング3本が無理なく釣りができる適正本数。

 パワーフィネスのためだけに、ロッドを何本も積むことはできない・・・

 そのため、自分のタックルでキャッチできる範囲のライトカバーや、ヘビーカバーの外側にバスを誘って引き出すような釣りをすることにしている。



 実際に使用するリグについては、メインはスナッグレスネコリグ。

 スモラバという手もあるのだが、今はネコリグをメインに練習中。



 スナッグレスネコリグのフックについては、各社から出ているフックをいろいろとテストして、現在はハヤブサのNSSフックに戻ってきている。

 それと並行して、エンジンから出ているCNフックもテスト中!



 ネコリグ用のワームについては、OSPのHP3Dワッキーをメインに使用中。

 その他には、ゲーリーヤマモトのプロセンコー、イマカツのイールクローラー、OSPのドライブクローラー、レインズのスワンプクローラーなども併用中。

 どれがいいということもなく、今のところどれでも釣れているので、困ってます!



 続きは、また!  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年07月13日

パワーフィネス現在形 その2

 大会に参加する中で、必要に迫られて修行中の釣りの一つ、カバー攻略。

 カバーを狙う釣りにはいろんな釣り方があるが、その中で現在一番結果が出ているのが、パワーフィネスの釣り。



 最初は、手持ちのタックルを使ってスタートし、やっていく中で少しずつ改良してきた。

 自分が実際にやってみて、自分に合ったパワーフィネスの釣りを整理してみたい。



 まず、難航したロッド選択について。

 パワーフィネスというぐらいだから、パワーがあるほどいいと思い、市販品だけでなくベイトロッドをスピニングロッドに改造してまで試してみた。

 その結果、パワーがありすぎるとキャストがしづらくなり、アクションもつけにくいことが判明した。

 最終的には、オーバーヘッド、サイドハンド、バックハンドなど、いつものキャストで狙ったところにルアーを届けることができる範囲で、バットパワーの強いMLクラスのロッドが、自分の釣りに合っていると感じている。

 現在使用しているのは、63レングスLのロッドで、Lとは思えないぐらいバットパワーのあるロッド。

 更に同じシリーズのロッドで、現在67レングスMLのスピニングロッドもテスト中。



 リールについては、2000~3000番のスピニングをいくつか使ってみた結果、ハイギアの2000番クラスのスピニングリールに落ち着いている。

 ノーマルギアもテストしてみたが、所詮はスピニングなので、それほど巻き上げる力に差がなく、それなら手返しの早いハイギアの方がメリットが高いという判断。

 通常バス釣りで使われることの多い2500番クラスでもいいのだが、最近はパワーフィネス以外でも軽量な2000番クラスのスピニングをメインに使っている。



 ラインについては、4本よりのPE1号(18ポンドクラス)を使用中。

 もう少し太くてもいい気がするが、今のところファイト中のラインブレイクはない。

 見やすいカラーが好きなので、主にエギング用のライン(白)からチョイスしている。



 そして、必ずフロロカーボンライン3号(12ポンドクラス)のリーダーを50cm~1m程度つけている。

 PEライン直結でもやってみて、釣果に差は感じなかったので、リーダーはなくてもいいと思う。

 しかし、柔らかいPEラインだけだと、カバーからルアーを回収するとき、カバーに巻き付いてしまうことが多い。

 これでは手返しが悪くなるため、硬いフロロカーボンラインをリーダーにすることで、回収時のトラブルを減らすようにしている。



 PEラインとリーダーとの結束については、ガイド抜けのいいFGノットをメインにしていたが、しっかりと締め上げないとすっぽ抜けてしまうことも・・・

 そのため現場で結束するときは、すっぽ抜けたことのないSFノットフィッシャーマンノット改(鈴木ノット)を使うことが多くなってきている。



 タックルだけで、結構な文字数になってきたので、続きはまた!  


Posted by DEN at 21:37テクニック・メンタル

2020年07月12日

パワーフィネス現在形

 一昨年前から本格的に導入して、最近はなくてはならない武器になっているのが、パワーフィネスの釣り。

 ずいぶん前からあった釣りではあるものの、それまで必要性を感じることもなく、流行る度に数回試してみたことがある程度。

 適正なタックルがよくわかっていなかったこともあり、自分の武器になることなく、しばらく忘れてたw



 2年前からNBCのチャプター戦に参加するようになり、今までやっていた釣りでは上位に入ることができないことを痛感!

 試合中でも数は釣れるものの、上位に入るために必要なサイズの魚を狙って釣ることができない・・・



 そこで、これまでの自分の釣りを見直し、やってこなかった釣りにもチャレンジ。

 そんな試行錯誤の中、カバー攻略のために必要性に駆られて始めたのが、今やっているパワーフィネスの釣り。



 パワーフィネスの釣りについては、ネットで調べればいくらでも情報を得ることができるし、YouTubeの動画でも勉強することができる。

 でも、実際にやってみるとなかなか思ったようには行かず、なかなか魚も釣れない・・・

 ああでもない、こうでもないと、試行錯誤を繰り返して、やっと自分なりのパワーフィネスの釣りが見えてきた!

 その結果、昨年のチャプター宮崎最終戦で、初の上位入賞を果たすことができた。





 ロッド、リール、ライン、リーダー、フック、ワーム、シンカー、釣り方など、試行錯誤に時間はかかったが、自分なりにずいぶん整理されてきた。

 現在も試行錯誤は続いているが、現時点での自分なりのパワーフィネスの釣りについてまとめてみようと思う。



 というわけで、長くなりそうなので、詳細については次回w  


Posted by DEN at 21:46テクニック・メンタル

2020年05月12日

バラシを減らすための試み

 釣りをしている中で、発生する悲劇の一つが、せっかく釣れた魚をバラシてしまうこと。

 特に大会中にバラシが発生すると、メンタルが著しく悪化するw



 バラシには、ラインブレイク(糸切れ)によるバラシと、フックオフ(針が外れる)バラシがある。

 ラインブレイクについては、

 1 必要な強度のラインを選ぶ。必要以上に細いラインを使わない。
 2 釣行中のラインチェックをマメに行う。
 3 魚が釣れた時、根がかりを外した時、30分以上キャストしている時など、定期的に結び変えを行う。
 4 糸の巻き替えをの頻度を上げる。(300m巻きのボビン巻きラインを使用して、毎回巻き替えしてます。)

といった対策を行っており、ラインブレイクによるバラシは、現在のところ、ほとんど発生していない。



 一方、フックオフによるバラシについては、いろんな対策をしているものの、一定割合発生してしまっている。

 その中でも一番多いのが、遠距離で魚をかけた時に、ジャンプされてフックオフしてしまうパターン。

 特に、ライトラインを使ったスピニングタックルや、グラスロッドなど柔らかいロッドを使ったトリプルフックのついたルアーを使ったときに発生することが多い。

 昨年の終わりの釣行では、立て続けにミノーでのバラシも発生してしまった・・・






 昨年の終わりから、このフックオフによるバラシを減らすため、いくつかの試みを行っている。

 主に試しているのが、フックを交換したり、フックを改造すること。



 具体的には、ライトリグで使用するオフセットフックとプラグのトリプルフックは、すべてバーブレスにしている。

 遠距離でのフッキングは、パワーが十分に伝わっていないために、フックが刺さりきっていないのでは?と考え、刺さる際に抵抗となるバーブをペンチでつぶして、バーブレスにしている。

 またトリプルフックについては、バーブレスにすることと並行して、形状を少しいじっている。

 具体的には、フックを少しだけ内側に曲げ、フッキングパワーがより伝わりやすくしている。

 最近は、最初からフックが少し内側を向いているトリプルフック(ピアストレブルなど)に交換して対応している。





 バーブレスにすることで、バラシが増えるのではないか?という懸念もあったが、今のところバラシは増えておらず、むしろ減少している。

 また、トリプルフックは少しだけ内側に向いているものを使った場合、2本刺さるのに余計に力がかかるのだが、バーブレスの効果も相まって、2本かかっていることも多く、こちらもバラシ減少に役立っているようだ。

 バーブレスについては、現在、バズベイトやスピナーベイトなどのワイヤーベイトとトレーラーフックにも採用しており、こちらもバラシが増えた印象はない。



 さらに、フックサイズを上げるという対策についても効果がありそうなので試しているところだが、こちらはバラシ減少に効果はあるが、根がかりが増えるといった新たな問題が発生したため、現在はそのバランスを見直しながらベストなサイズを探っているところである。



 まだまだサンプル数が不足していて、それぞれの効果について確実に成果があったか立証できていないが、体感的にはバラシの減少に役立っていると感じている。

 引き続き、バラシ減少に向けて検証作業を行ってみます!
   


Posted by DEN at 18:51テクニック・メンタル

2020年05月05日

十分かつ最低限のルアー

 ステイホームの期間中なので、夜は釣り具の整理中。

 ついでに、タックルボックスを紹介します!



 ここ数年、釣り場に持っていくルアーは、バーサスVS3078というボックス一つに入る分だけにしている。

 その前は、同じくバーサスVS3080にハードルアー、バッカンにソフトルアーを入れて持っていっていたが、使わないものが多すぎw

 そこで、VS3080のみでの釣行を試してみたところ、それで十分なことに気付いた。

 さらに持っていくルアーを精選して、現在は一回り小さいVS3078というボックス一つだけで釣行している。



 ボートでは、このボックスを椅子代わりにしているので、ふたの上にクッションを付けている。





 ボックス上段は、ハードベイトとフック・シンカーなどの小物を入れている。



 ハードベイトは、毎釣行ごとに中を入れ替えて、状況に合わせたものを持っていくようにしている。

 以前は、同じルアーをカラー違いでいくつも持っていっていたが、今はできるだけルアーの種類を多く持っていくようにしている。

 毎回、お試しルアーをいくつか持っていって、新たな持ち駒を増やすよう心掛けているが、持ち駒はなかなか増えないw



 フック・シンカーも、できるだけ量を絞って、その日使う分だけを入れている。

 特にシンカーはボックスを重くする一番の原因なので、タイプ別・重さ別に上限(5~10個)を決めて持っていくようにしている。



 ボックス下段は、ソフトベイトやペンチ類を入れている。



 左半分がスピニング用、右半分がベイト用で、こちらも毎釣行ごとに入れ替えている。

 スピニング用のソフトベイトは、リグごとに1~2種類のものに絞っており、こちらはそれぞれ3つぐらいのカラーを入れている。

 ソフトベイトも量を入れると重くなるので、各種類・カラーごとに上限(5~10本)を決めている。

 ベイト用は、ジカリグやフリーリグ、ラバージグのトレーラーワームにも使えるものを入れている。

 こちらもできるだけ種類を絞り込んで入れている。



 ここに入っている小さなボックスは、同じ大きさの種類異なるボックスを貼り合わせて、両面で使えるものを自作したもの。





 仕切りのない方に、すぐに使えるようにリグってあるセットが入っていて、釣り場では結び変えるだけですぐにルアーチェンジできるようにしてある。





 仕切りのある方に、シンカーやフックの予備が少しずつ入れてあり、根がかりの時やリグを変えたいときに、すぐに必要なものが取り出せるようにしてある。





 ソフトベイトの釣りの時には、この小さな両面ボックスを足元においておけば、タックルボックスを開ける回数が減り、限られた時間を有効に使えるようになっている。




 自分の船は11フィートのジョンボートで、カートップで運んでいるので、荷物は最小限にしている。

 釣り場で「使いたいものがない」という状況になるのが怖くて、以前は必要以上にボートに持ち込んでいたが、最近は少し足りないぐらいがちょうどいいと考えるようにしており、あるもので何とかするスタイルになっている。



 とはいえ、家の中の釣り具を置くスペースは、入りきれない道具であふれているのですがw




  


Posted by DEN at 18:00テクニック・メンタル

2020年04月02日

メカニカルブレーキのゼロポジション

 昔とは格段に性能が上がったベイトリール。

 特に、ブレーキの性能は素晴らしく、サミング無しでもバックラッシュしない設定にするのも簡単!





 ベイトリールには、通常2つのブレーキが付いている。

 ハンドル側に付いているメカニカルブレーキと、サイドプレート側に付いているマグネットブレーキや遠心ブレーキ。

 最近のベイトリールのブレーキ調整では、メカニカルブレーキはスプールがカタつかない程度に締め(緩め)、後はマグネットブレーキや遠心ブレーキで調整するだけ、という説明がされているようだ。

 このメカニカルブレーキの設定をゼロポジションというらしい。

 最近のダイワのベイトリールのメカニカルブレーキは、かなり固くなっており、一度ゼロポジションに調整すれば、その後はいじる必要がない造りになっている。

 確かに、その調整方法で快適にキャストできるのだが、それならメカニカルブレーキ、要らないのでは?

 

 自分のベイトリールのブレーキ調整では、メカニカルブレーキを少し締めて使うことが多い。

 メカニカルブレーキを少し締めると、マグネットブレーキや遠心ブレーキを少し弱めることができ、結果的に飛距離が伸びることがある。

 また、特に遠心ブレーキの場合は、メカニカルブレーキを少し締めることで、ルアーの飛行姿勢が安定し、気持ちよくキャストできるようになる。



 ちなみに、キャストしてすぐにバックラッシュするときは、マグネットや遠心を強くして調整し、着水前にバックラッシュするときは、メカニカルを少し締めて調整する。

 せっかく2つのブレーキが付いているのだから、特性を上手く使ってぶれのセッティングを出すと、より快適なキャストが楽しめますよ!  


Posted by DEN at 16:46テクニック・メンタル