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2020年09月11日

釣った魚を検量まで生かしておくために その5 エア抜き

 「釣った魚を検量まで生かしておくために」の第5回は、エア抜きについて。



 ディープで釣ったバスをライブウェルに入れておくと、体内の浮袋が膨らんで、ひっくり返ってしまうことがある。

 そんなときは、浮袋の中のエアを抜く必要がある。

 魚に針を刺すエア抜きは、普段の釣りでは必要のないトーナメントテクニックの一つ。



 体の横から注射針を刺す昔ながらのやり方は、魚のサイズによって指す場所が微妙にちがうため、エア抜きできる人にちゃんと教えてもらった方がいい。

 自分がお勧めするのは、口の中に針を刺してエアを抜く方法。

 使用するのは、ベンズメンダーという名前の道具。

釣った魚を検量まで生かしておくために その5 エア抜き



 ベンズメンダーがあれば、比較的簡単にエア抜きできる。

 やり方については、動画で確認を。

 動画内では、エアリリーサーという道具を詳細されてますが、同じような商品です!






 エア抜きについては、ディープで釣ったときだけでなく、実はシャローで釣ったバスであっても必要になる場合がある。

 ライブウェルの中でバスが浮き気味の時や、お腹を上にしてひっくり返ってしまうときは、すぐにエア抜きを行うようにしている。

 エア抜きはバスに針を刺す行為なので、やらなくていいならそれに越したことはない。

 でも、エアを抜いておかないと、お腹を上にした状態で浮いてしまい、そのまま衰弱してしまうことにつながる。



 ディープでバスをかけた際には、ゆっくりとバスを上げてくることで、急激な水圧の変化で浮袋が膨らむことを防ぐことができる。

 また、キープしない普段の釣りなら、すぐにリリースすることで、バスは元々いた水深に戻ることができる。

 最近の大会では、参加者が検量に持ち込んだバスのエア抜きをしてあげることがあったが、大会に参加するならエア抜きのやり方は是非知っておいてほしい。



 次回は、ライブウェル内で姿勢を安定させるためのやり方についてまとめてみます。




アクティブ エア抜き針

体の側面から抜くときに使用します。これに折れたロッドを15cmほど切ったものを取り付けて、自作ベンズメンダーを作って予備にもってます。

 




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