ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 九州・沖縄 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2009年09月14日

検索キーワード「グラスロッド」

 検索キーワードからの記事も、いよいよ最後の「グラスロッド」。




 のっけからで申し訳ないのだが、実はグラスロッドについては、その必要性は非常に低いと感じている。

 確かに、素材の特性から、バイトをはじきにくく、特にトリプルフックを使用するルアーにおいては、フッキング率が高まる傾向にあるのは実感している。

 しかし、柔らかいカーボンロッドと比べたときに、その性能はそれほど差を感じることができない。




 でも、自分のタックルからグラスロッドが外れることはほとんどないし、ここ10年以上、必ずと言っていいほど、グラスロッドを愛用している。




 なぜ、グラスロッドを使っているのか?

 自分なりに整理してみるのだが、一番の理由は、グラスロッドの使用感が好きだから、ということにつきると思う。

 軽量化されたとはいえ、カーボンに比べて重量感のあるグラスロッド。

 しかし、その自重ゆえ、軽量ルアーをキャストするときでもロッドをしならせてキャストすることができる。

 また、カーボンに比べてロッドの対応できるルアーの重さに幅があり、現在使用しているグラスでは、5gほどの軽量クランクから、1オンス(28g)オーバーの比較的小さめのビッグベイトまで、1本でまかなうことができる。

 キャストしたルアーをリトリーブした際、障害物への当たりが柔らかくなる分、根がかりもしにくいように思う。




 こういった実用的な利点がグラスロッドにはあるため、愛用しているといってよい。

 もちろん、現代のカーボンロッドの中には、ハードベイトに適したものもあるので、そちらを使っていくのもいいと思う。

 自分の場合は、グラスのボヨヨーンとしたしなり具合と、独特のキャストフィーリングが好きなので、グラスを使用することの方が多い。

 また、柔らかい(Lパワー)カーボンロッドが市場に少ないことも、グラスを使用している理由になると思う。




 こう考えていくと、グラスってすごくいい感じにとられるのだが、ロッド自重が重いことや、独特のキャストフィーリングなどは、人によって合う合わないがあるし、同じレングスの同じパワーであっても、メーカーによってフィーリングが大きく異なっているため、購入して実際に使ってみないと、自分に合うか分からないのも、グラスの難しさといえる。





 ちなみに、今までに使用してきたグラスロッドの中で、自分が最もグラスらしくて、しかも使いやすいと感じているのは、エバグリのタクティクスシリーズのスーパーノヴァ66である。

 軽量かつグラスらしいテイストを持っていながら、非常にキャストしやすいロッドである。




 現在使用しているのは、フェンウィックのエリートシリーズにある66MLというグラスロッド。

 非常に柔軟なティップと、比較的張りのあるベリー、そして極太で強いバットをもったグラスロッドで、これも汎用性がかなり高いと思われる。




 用途の限られるグラスロッドだが、これでないとダメっていうときもあるので、ぜひチャレンジして欲しい。




エバーグリーン(EVERGREEN) コンバットスティック タクティクス TCSC-66MG
エバーグリーン(EVERGREEN) コンバットスティック タクティクス TCSC-66MG

ボート、陸っぱりともに使いやすいグラスロッドです。





オリムピック(OLYMPIC) オリムピック ヴィゴーレ GVIC-63MLG(ヴェトロ)
オリムピック(OLYMPIC) オリムピック ヴィゴーレ GVIC-63MLG(ヴェトロ)

軽量なプラグがメインなら、これがピッタリ!トップウォーターにもおすすめのロッドです。






TAPER&SHAPE(テーパーアンドシェイプ) マキモノ GMMC-66MB
TAPER&SHAPE(テーパーアンドシェイプ) マキモノ GMMC-66MB

今、使ってみたいグラスロッドNo1がこれ!宮崎では見たことないんですよね…





  




このブログの人気記事
ブログのお引越し
ブログのお引越し

ガーミンの魚探の電源が落ちるトラブルの新たな解決策
ガーミンの魚探の電源が落ちるトラブルの新たな解決策

クイックドローの水位補正について
クイックドローの水位補正について

巻いていい魚が釣れました
巻いていい魚が釣れました

アマチュアのバス釣り大会のルールの例
アマチュアのバス釣り大会のルールの例

同じカテゴリー(ロッド)の記事画像
トリガーレスをサポート
新たなトリガーレスの形
Nomad C-66MG 発表!
ホーネットスティンガープラスに乗り換え その2
ホーネットスティンガープラスに乗り換え
ポイズンアドレナのグリップをショート化
同じカテゴリー(ロッド)の記事
 トリガーレスをサポート (2021-04-01 18:00)
 新たなトリガーレスの形 (2019-05-11 18:00)
 Nomad C-66MG 発表! (2019-04-09 18:00)
 ホーネットスティンガープラスHSPS-621ULSMGSインプレ (2017-12-07 22:38)
 ホーネットスティンガープラスHSPS-641LMGSインプレ  (2017-11-26 21:17)
 ホーネットスティンガープラスに乗り換え その2 (2017-11-01 22:49)

Posted by DEN at 18:00 │ロッド
この記事へのコメント
こんにちは!

僕は最近グラスロッドを使い始めたんですが、
キャストがうまく決まりません(笑)

僕はどうやらボヨヨンとした感じが苦手なようです。
もう少し練習しないと・・・(ーー゛)
Posted by ケンティ at 2009年09月14日 22:34
>ケンティさん
グラスって、絶対必要なロッドではないと思うんです。
でも、これでないとダメってこともあるんですよね…
キャストが上手く決まらないのは、ロッドがボヨヨン過ぎるからでは?
バットの系の太い、もう少しシャキッとしたグラスだと、カーボンフィーリングでキャストできると思いますよ!
Posted by DEN at 2009年09月15日 05:17
実は私、グラスを一本持ってるんです。


昔、フローターばかり乗っていた頃に、ルアーショップをしていた友人の店で作ったんですが、私が注文したのは「グリップエンドの短いオールラウンドなロッド」でした。

本数の積めないフローターにおいてオールラウンドなロッドが欲しくて。そしたら彼がチョイスしたのが「グラス」で、巻物はもちろん、トップも使い易く、一つびっくりしたのはテキサスなどのノリは格別でしたね!
Posted by DCK部長 at 2009年09月15日 07:57
こんにちは!
バスをやらない私がコメントするのは難しいです、でも船釣りのロッドはグラスが多いですよ、安物のロッドでも10キロの真鯛がヒットしても折れないから
素晴らしいですよね。
Posted by esu3go at 2009年09月15日 09:08
>DCK部長さん
昔は、グラスが当たり前だったのですが…
使用感としては、柔らかめのカーボンの方が、使いやすいのは間違いないですね。
でも、グラスのキャストフィーリングが好きなんですよね~(笑)

>esu3goさん
確かに、グラスの方がロッド自体の強さ(破損しにくさ)は上ですね。
手でもって使用する時間の長いロッドは、軽い方がいいですが、竿受けなどを使用する船釣りのロッドでは、グラスの耐久性や粘りが生きるのではないでしょうか?
ロッドって、値段=性能でないところがおもしろいところです!
Posted by DEN at 2009年09月15日 19:47